皆さんこんにちは。

今までに、Change.org上での署名に47名の方に賛同いただきました。大変ありがとうございます。近況についてご報告させて頂きます。

先にご報告致しましたように、直近の産廃置き場問題は、農振除外申請者が申請を取り下げることで、一応の決着を見ることができました。これは、病気に例えれば、急な発熱がおさまり、いったん症状が消えた状態ということができます。ただ、今のままでは、また同じ申請が出されて取り下げが無ければ、農振除外が容認され、産廃置き場が出来る可能性が十分あります。病気に例えれば、いつ再発してもおかしくない状態です。

根本治療、つまり、今後同じ申請が出されても、きちんと対応できる仕掛けを作る必要があります。

そこで、私達は、陳情書を玉村町3月議会に提出し、行政システムの改善を求めることに致しました。2/21からの議会運営委員会にて審議計画が議論されます。審議日程が決まりましたら、改めてご報告致します。ご都合の合う方は、是非玉村町町議会の傍聴をして頂ければ幸いです。

============= 以下 陳情書の内容 ==================

生活環境を守るための、農地転用、農振除外手続きに関する陳情

【要旨】

              以下の行政事務の改善、関連条例の改正を求めます。

1、農地転用、農振除外申請を受理した場合には、該当地の区長に連絡する。

以下、この連絡先の区長を関係先区長とする。

2、関係先区長または住民から説明会開催の要求があった場合には、1カ月以内(注)に開催することを義務とする。(注:期限については協議の余地あり)

3、玉村町役場、または玉村町農業委員会が処分権限を持つ範囲では、説明会開催要求のあった関係先区長や住民の合意を、認可、容認の条件とする。

4、農地転用、農振除外に関わる情報は、情報公開請求に対しいつでも対応可能な様に整理しておく。

【理由】

2021年末、川井区に置いて、住宅地の真ん中のサッカーグランド程もある農地に産業廃棄物プラスチック置き場を作るための農振除外申請が出されるという事案がありました。この情報を入手した私達住民は、「川井の環境と暮らしを守る会」を結成し、反対運動を展開し、最終的には農振除外申請が取り下げられ、事なきを得ました。

過去、住宅地の真ん中に産業廃棄物置き場を作ろうなどと考える人はおりませんでした。しかし今回、地主、不動産業者、産業廃棄物処理業者の3者のいずれにおいてもこの事について問題視されることなく、農振除外申請が出されました。また、玉村町役場におかれましては、申請者に対し住民への説明を指導するなどの努力をして頂きましたが、一度も説明会が開催されることはありませんでした。

農業従事者の高齢化などによる農業の衰退は今後も続き、農地転用の案件は増加するものと思われます。そのような社会状況においては、農地を守ると言う観点に加えて、地域住民の生活環境への影響が重視されるべきであり、そのための行政の仕組み造りが必要と考え、このたびの陳情させて頂きます。

以上

コメント

  1. みなさんこんにちは、暮らしを守る会の吉田です。これまでの活動として電動草刈機を購入し環境保全に努めました、また無人野菜販売所の美化を要望しました。

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